狛江市議会平成27年度第4回定例会一般質問80分(辻村ともこ)  1問目に「特色ある公園からまちづくりを」

狛江市議会平成27年度第4回定例会一般質問80分(辻村ともこ)
今回は、パークイニシアティブの観点から、緑化政策について市民要望をまとめて質問しています。緑地率向上の目標と財源確保、歴史公園、薪能復活、スケートボードやダンスのできる公園作り。市公園マップ、HP不備を指摘。新規作成検討に入りました。結構全体像を国土交通省、都資料から掴むまで大変でした。世界都市比べ東京の一人当たりの公園面積は狭いです。地方から変えなくては!だからパークイニシアティブが重要です!是非お読みください
・・・・・・
議長より質問のご許可を頂きましたので、3問の質問をさせて頂きます。
順番は通告と入れ替えさせて頂きまして
1問目に「特色ある公園からまちづくりを」を質問させて頂きます。
まず公園・緑地には、都市生活に潤いや安らぎをもたらすレクリエーションの場としての役割、都市防災の拠点としての役割、生態系の保全など環境保全の役割や狛江らしい景観を形成する役割などがあります。東京都においては、都市の防災性や安全性の確保、ヒートアイランド現象の緩和等の環境問題への対応など、様々な課題を抱え、こうした課題解決に向け、公園・緑地の果たす役割は極めて大きく、その整備に対する市民の期待が高まっています。
キーワードは「パークマネジメント」「パークイニシアティブ」ではないかと思います。
東京都建設局が平成27年3月に策定したパークマネージメントマスタープランには、「パークマネジメント」とは、東京が目指す公園づくりの基本理念と目標を達成するため、従来の行政主導の事業手法から転換し、都民・NPO・企業と連携しながら都民の視点にたって整備、管理していくものであり、誰からもわかりやすい目標設定、多角的な視点による事業展開、結果の評価による継続的な改善を行っていくことです。」とあり、まさに公園緑地から始まる緑の都市再生をうたい、今後の東京の公園緑地づくりの考え方の基本理念として、推進していこうというものです。
個々の公園の歴史や個性を最大限に活かしながら、周辺環境の変化、公園資源の内容、利用状況や地域とのかかわり合い、整備や管理運営の方向性などを明らかにし、将来にわたる経営指針とするよう努めるべきであると方向性を明確にしました。


狛江市においては、狛江市第三次基本構想において掲げる市の将来都市像「私たちがつくる水と緑のまち」を掲げ、現在、狛江市都市計画マスタープランの改訂が進められております。それらを上位計画として緑に関する部分に関しての基本方針が、平成25年3月に「狛江市緑の基本計画」として策定されました。この計画は、目標年次を平成44年度とし、おおむね20年と設定。計画期間は、平成25年度から平成31年度までの7年間としました。「狛江市環境基本計画」や「狛江市農業振興計画」「狛江市地域防災計画」など他分野の計画や、東京都の「緑の東京計画」や「都市計画公園・緑地の整備方針」などの関連計画とも整合を図りながら、施策展開を進めことと定められています。


狛江市民にとっても、公園は憩いの場であり、遊びから人とのつながりを持つ場でもあり、そして防災や健康、学びの場として多くの機能が求められます、
緑の基本計画には、緑の役割には、6つ掲げられており、都市の環境の保全、都市景観の向上、生物多様性の確保、都市防災への寄与、コミュニティ活動の場の提供。健康維持増進と、庁内においては、まちづくり推進課を中心とする都市建設部、環境部、総務部、福祉保健部、市民生活部に企画財政部と全庁にまたがる役割を、緑の政策がリードして作る必要性が書かれています。まさにまちづくりにおけるパークイニシアティブの必要性を表しています。


今日は、狛江市が公園に関しどのような考えで今後整備をしてゆくのか、また多様化する市民ニーズにどのように応えていくのか、課題の提示や解決への提案も含めお伺いしたいと思います。


【質問1】 全体像の確認
まずは、あらためて狛江市の緑地とは何を指すのか、また、緑地率と緑被率の違い、市全体の都市計画区域の緑地面積と緑地率について現状と課題、目標数値についてお伺いします。
再質問は自席より行います。


【回答】(環境部長)
 緑地とは、公園などの都市施設や、農業などに使われる土地、小中学校などの緑がある土地を表しております。
 緑地率とは、公園緑地などの都市施設とする緑地、特別緑地保全地区や生産緑地などの制度上安定した緑地、寺社境内や小中学校などの社会通念上安定した緑地などの永続性を有する緑地の市域に占める面積割合のことを指しております。
 それに対し、緑被率は樹木被覆地、草地、農地、屋上緑化などの緑で被覆された土地の、市域に占める面積割合のことを指しております。
 そのため、緑地率は用途で定めた土地を単位としておりまして、緑被率は緑の被覆された土地を単位としているといった違いがございます。
 狛江市では、平成22年度時点でございますが、緑地面積が152.17ヘクタール、緑地率が23.81%となっております。現状といたしましては、平成9年度の調査と比べて、全体的に減少傾向にあるものの、地区の特性に合わせた緑が、市域全体に分布していることが分かっています。そのため、今後に向けては、現在ある緑の維持保全に努めながら、それぞれの緑の機能をさらに活かすための、市域の緑をつなぐネットワークの創出・活用が重要となるところでございます。
 なお、緑地率の将来目標といたしましては、市域の30%以上を掲げております。


【質問2】 公園について
現状の公園の整備状況についてお伺いします。
また26市平均、調布市、稲城市、世田谷区と比較してどのようになっているか教えて下さい。
さらに狛江市を北部中部南部とわけて地区の設定をされているようですが、それぞれの分布状況も合わせて教えて下さい。


【回答】(環境部長)
現状の公園の整備状況ですが、都が作成している公園調書に基づき回答いたしますと、平成27年4月1日現在、狛江市の都市公園等の数は76箇所で面積が約12ヘクタール、一人当たり面積が1.57㎡でございます。
まず都内26市平均につきましては、26市の公園合計数が5,339箇所で、面積が約3,100ヘクタールとなりますので、これを26で割ったと仮定して試算した場合、1市あたりの公園数は約205箇所、面積は約119ヘクタールになります。また、一人当たり面積につきましては、7.47㎡になります。
調布市は226箇所で面積が約132ヘクタール、一人当たり面積5.83㎡。稲城市は124個所で面積が約98ヘクタール、一人当たり面積11.27㎡。世田谷区では540箇所で面積が約285ヘクタールで、一人当たり面積3.16㎡となっております。
 緑地の分布状況といたしましては、公園緑地などは中部地区に多く、南部地区では多摩川緑地公園に面した自然環境に恵まれているものの、都市公園や児童遊園が比較的少ない状況でございます。また、生産緑地につきましては、北部地区と南部地区に比較的多くございます。


【質問3】
国土交通省の出した統計データによると、海外の主な自治体と比較すると、海外都市では、ニューヨークが18.6㎡、ロンドン26.9㎡、パリ11.6㎡、となっている一方で、東京は都民一人当たり5.8㎡と世界の都市と比べても公園面積が低いとの結果が示されています。
また、狛江市民一人当たりの公園面積は1.57㎡ということですので、26市平均と比較してかなり低い数値となっています。


次に、東京都の条例に伴い、狛江市の都市計画変更や決定については、すべて都市計画審議会で協議することになっています。
狛江市では、現在都市計画決定されている公園・緑地のうち、接道等の条件が厳しく整備が難しいものについて、都市計画運用指針で街区公園の誘致距離として250mとされていることを踏まえ、見直しを行い、保全すべき公園・緑地を抽出したとのことです。
平成27 年度に都市計画公園・緑地の都市計画変更について、詳細を教えて下さい。


【答弁】(参与)
平成27年度に行う都市計画公園及び都市計画緑地の変更については、平成27年11月16日の狛江市都市計画審議会で諮問し、審議の結果11月17日付けにて「原案どおり了承」との答申をいただいたところでございます。
内容としては、土地所有者の意向確認も踏まえ、都市計画公園が9箇所、都市計画緑地が3箇所の計12箇所の都市計画公園・緑地の都市計画変更でございます。
対象となる公園の内訳といたしましては、三長公園、松原公園、田中公園、和泉多摩川公園、駒井公園、白井塚公園、土屋塚公園、亀塚公園、猪方小川塚公園でございます。緑地の内訳としては、旧野川緑地、岩戸川緑地、清水川緑地でございます。
この変更により、全体として都市計画公園の決定区域は約0.45ha、都市計画緑地の決定区域は約0.64ha増加となります。
今後、平成27年度中に狛江市決定として告示する予定でございます。


質問4
土地所有者の意向確認も踏まえ、都市計画公園が9箇所、都市計画緑地が3箇所の計12 箇所の都市計画公園・緑地の都市計画変更を行い、今回の都市計画変更により、全体として都市計画公園の決定区域は約0.45ha(0.31ha 減、0.76ha 増)、都市計画緑地の決定区域は約0.64ha 増加する予定であるとのことでした。
古墳塚のあるところや駒井公園などは、南部にかなり大きな公園が出来るということで、嬉しく思います。


では、東京都の推進するパークマネジメントを推進する為にはいくつかの取り組みを上げています。例えば、パークマネジメントを支えるPDCAサイクルの導入、公園評価制度と公園に対する市民の満足度を指標化し、目標値を定め達成度合いを図る取り組み、市民の知恵、労力資金を活かす仕組みつくりとして、市民の他産官学金連携の取り組みを受け入れる体制つくり、そして、公園の価値を高めるための規制緩和、そして多角的な視点による事業展開とあります。
狛江市においても、このようなパークマネジメントの考えが必要だと思いますが、今後大きな公園や特色ある公園に関しては、有効かと思い導入した方が良いと思いますが公園緑地管理についてどのように進めるのでしょうか。


【回答】(環境部長)
パークマネジメントにつきましては、パークマネジメントを導入している他自治体の例をみますと、サッカー場や野球場、ミュージアムなど多くの施設を備えた一つの公園が、総合的な公園魅力づくり、利便性の向上、管理運営の効率化、公園内事業の収益増加を目的に、民間活力を利用した一体的な管理や市民による多様な活動の連携を進めるために行われているものと考えられます。
これらを実施している公園と、狛江市の公園では実態などが異なるところがございますが、パークマネジメントの手法は狛江市の公園の魅力向上を図っていくためにも学ぶべき要素は多くあると考えています。今後、狛江市の公園の実態に見合った市独自のパークマネジメントの手法を検討していきます。


質問5 財源について
これだけの大規模な目標を立てると、財源確保が問題になってくると思います。目標達成の為の財源確保をどのように行うのでしょうか。


【答弁】(参与)
 公園等整備における財源としては、補助金の活用や緑化基金及び都市計画税を充当する等、必要な財源確保に向けた調整をしていきたいと考えております。


質問6
緑化基金ですが、中期財政計画においては具体的な目標がありません。
平成26年度残高は約4,643万円ですが、今後、電研のマンション2棟、先月事業認可決定が決まった仮称ニトリ狛江ショッピングセンターのように、大型マンションや店舗からのみどりの協力金が入ってくることが予想されます。私の試算ですと3億円くらいになるかと思いますが、間違えありませんか。


【答弁】(参与)
緑のまちづくり協力金は、(仮称)岩戸北計画については4,791万円
(仮称)喜多見駅前計画については9,818万円、(仮称)ニトリ狛江ショッピングセンターは1億9,348万7千円で協定を締結しております。合計額は3億3,957万7千円でございます。


質問7
緑化全体の目標達成には、到底及ばないものですが、緑化基金ですので、狛江の緑化に有効に使って頂きたい、是非市民ニーズをとらえた特色ある公園づくりに活用して頂きたいと思います。


では、優先的に整備する公園緑地がどこになるか教えて下さい。またその運用はどのようになるのでしょうか。


【答弁】(参与)
 都市計画公園から先に着手をし、都市計画公園の中でも白井塚公園、亀塚公園、猪方小川塚公園について、優先的に取組みをさせていただきたいと考えております。運用については基本設計の中で検討していきたいと考えております。
 


質問8
歴史公園への都市計画変更は、高橋市長になられ狛江市初だそうです。その手腕を高く評価致します。
では、歴史公園のコンセプトとスケジュールについて教えて下さい。


【答弁】(参与)
 コンセプト及びスケジュールにつきましては、基本設計の中で関連部署と協議しながら決定していきたいと考えております。


質問9
推進体制と役割を教えて下さい。


【答弁】(参与)
 整備体制としては、整備部門が中心に行いますが、歴史公園等、その特色等にあわせて環境部門や教育委員会等とも連携してまいりたいと考えております。


質問10
最初に申し上げましたが、公園を中心にまちづくりが進められる程、多岐にわたる部署の課題解決にも大きく関係するのが、昨今の公園施策です。
この歴史公園プロジェクトを期に、是非専門家の意見やアドバイスを聞く研修会や体制を整える必要があると思います。全国の事例や良いまちづくりのノウハウをしっかりと全庁的に横断して職員が聞く事で、各部の強みを発揮できると考えます。
公園マネジメント等の専門家のアドバイスを取り入れる事の検討頂けませんか。


【答弁】(参与)
 前向きに検討いたします。


質問11 古墳を中心としたまちづくりを 緑道「狛江の宝ライトアップ」戦略
私は博物館学芸員の資格を持っているのですが、先日の佐々木議員の一般質問答弁で、教育長から古墳についてこのようなお話がありました。「古墳からの出土品など一望できる施設や散策路やネットワークを確立することは、市史に触れ、郷土愛、自分の街を誇りに思う事、愛着を持ってもらえる取り組みに繋がる」という趣旨であったと思います。
視覚に訴える、体験するというのは大事なことです。
私は、この狛江市から25分ほどでいける玉川野毛公園に行きました。東京都指定史跡である野毛大塚古墳があります。墳丘の全長は82メートル、高さ約11メートルの帆立貝式としては全国でも最大級の前方後円墳です。築造当時の姿に復元し、平成5年に公開を開始しました。一部を除き、立ち入りは自由です。また古墳には、発掘時の盗難騒ぎを描いたおはなしも伝わっており、世田谷の歴史を感じる工夫がされています。どのような工夫かというと、古墳の中の埋葬品がどのあたりに入っていたか、視覚で分かるように古墳の内部が描かれており、出土したはにわや壷のレプリカが、あらゆるところに展示されています。
「ああこういうものを使って生活をしていたのか」と目で見て感じる事が出来、古代悠久の時代へ想像をはせる楽しみがありました。公園で遊んでる子供達も、大変興味深そうに楽しんでいました。
そこで、狛江市では、狛江市みどりの実態調査報告書において、東京農大宮林教授を始めとした委員会より、「特に狛江市においては、野川緑地公園多摩川河川敷など遊歩道が設けられており、緑の基本計画にもみどりの将来像として位置付けられているように既存の緑を散策ルートなどにして連携することによって、より、市民に親しまれる緑として発展する事が可能である」との報告がなされています。
また、平成24年度青少年会議の資料には、小中学生へ緑と感じる場所はどこか問い合わせに、中学生は多摩川、小学生は緑道と答えたということでした。しかし、私もそうですが、保護者は夕方の緑道は薄暗く、危険なので通らないでほしいと思っていますので伝えますが、実際は子供達は遊歩道、緑道を歩くのが好きで、危険だなと困っている保護者がいっぱいいると思います。
さらに、公園の緑を管理する人をグリーンヘルパーと呼ぶそうですが、今後公園管理に重要になってくるグリーンヘルパー人口増加施策としても、最初にウォーキングなど緑に触れてもらうことでボランティアへの意識の向上を図る手法が各地で取られており、健康増進施策としてもボランティア育成の観点からも、この緑道を逃す手はないと思うのです。


そこで、歴史公園の活性化にもつながる、緑道にその土地で出土した古墳埋葬品やはにわ、鏡など狛江市の保有する歴史的に貴重な財産のレプリカを、アクリル樹脂などのケースに入れて、ライトアップし、緑道をテラスライトとしても活用できる展示をしたら、一石4鳥にも5鳥にもなるのではないかと思うのです。
この文化香るまちづくりについて、「狛江の宝ライトアップ」プロジェクト、いかがでしょうか。まさに公園提案型まちづくり、パークイニシアティブの採用となると思います。
まちの活性化に繋がりまち全体の一体感を作り上げる取り組みついてご検討頂きたいと思います。可能でしょうか。


【回答】(環境部長)
 狛江市にとって貴重で広大な環境資源の一つである緑道を、歴史文化財を置く等の様々な取組みに活用することは、幻想的な緑空間の創出として新たな緑道の一面を引き出すことにつながるほか、緑道を活用した狛江の歴史を体感できる歴史散策といった教育的な側面も含むため、まちの活性化に結びつく効果的なものだと思われます。
今後、市として取り組むにあたっては、設置場所や維持・管理、また周辺住民への影響などを考慮する必要があることから、他自治体の先進事例を参考にしながら十分に研究を重ねた上で検討してまいりたいと考えております。


質問12 特色ある公園について
私は、日々市民の方々のご相談をお伺いしているわけですが、そのご相談において、子育て中の保護者や高齢者、その見守りをされる方、新規に狛江市に転入されてきた住民の方々など、老若男女多くの方々より、「狛江市の公園」についての要望を受けています。
その相談や要望の内容を大きく分けると2つに分類出来ました。


1つ目は、狛江市に対し、「特徴のある公園」を作って欲しいとの要望です。
市民の方にお聞きすると「狛江市内のどの公園に行っても特徴がなく、つまらない。もっと魅力的な、様々な機能や特徴をもった公園を増やしてほしい。」というものです。
「テーマを決めた公園や特色のある公園、にぎわいの創出する公園として、具体的に、ボールの使える運動場、プレーパークはすでに着手済みですが、その他スケートボードやマウンテンバイク、ダンスや、ダブルダッチの練習場、ドッグラン、そして野外能楽堂や様々な発表の出来る野外ステージを組み立てられる公園整備など具体的な要望がありました。
特に、トンボ池公園については、「いつも芝生にロープが張ってあり間違えてはいろうとするとボランティアの方に注意され入れない。それだったら土でもいいので子供達に自由にはだしで遊ばせたい。」というような声は、担当部署ではどのように把握されていますか。
また今後、公園を作るに当たり、このような特色ある公園つくりについて、市民の声をお聞きし、しっかりと取り組むべきだと思います。
市民アンケートを取る必要があると思いますが、検討をお願いできますか。
【回答】(環境部長)
前原公園は、現在、地域住民が集まって結成した市民団体によって維持・管理をお願いしておりまして、魅力ある公園となるよう日頃より努めていただいているところでございます。芝生エリアにつきましても、市民団体により公園の芝生が維持されるよう計画的に養生を行っているとのことで、市としては市民団体による自主的な運営を尊重しているところでございます。しかしながら、今回いただきました意見につきましては、市民団体にお伝えした上で、どのような方法が良いか検討をしていきたいと考えております。
 また、今後、特徴ある公園を整備する場合は、その特徴に応じて何らかの方法で市民の声をお聞きすることを考えていきたいと思います。


質問13 薪能について 市長にお伺いします。
狛江市では、平成11年から平成15まで間、薪能を西河原公園で行い、多い年は800人以上の人でにぎわう大変素晴らしい取り組みがなされていたとお聞きしました。今それを復活させたいと言うご要望をお聞きします。
東京都では、日本の伝統文化の継承について、現在その取り組みについて補助金を出す制度があるとお聞きします。狛江市でも学校や神社などで若手の能楽師が一生懸命けいこをし、育っておりますし、国宝級の腕を持つ能面彫刻師の方もいらっしゃりさらに、狛江市文化フェスティバルでの能の披露は大変好評であったとお聞きしています。日本の伝統文化の継承事業を特色として捉え、市民の活躍の場としても良い場となる薪能を復活させる事は可能でしょうか。


【回答】(市長)
私も小金井公園で行われた薪能をみたことがあります。
薪能は、一般的には野外で行われる能や狂言の舞台公演のことであり、神社仏閣、御苑、城跡など、静かで広い敷地があり、かがり火を焚くことができる場所で行なわれているものだと理解しております。
ですから、公園で行われる薪能は、普段の公園とは違う神聖な雰囲気となり、とても趣き深かったと覚えています。
このような経験からも、日ごろ市民のみなさんが身近に触れている公園などで薪能を行うことは、市民のみなさんが伝統芸能に接する機会となるだけでなく、公園の新たな側面、魅力の発掘に繋がり、公園の利活用が促されるものと考えています。
 また、過去に行われていた際は、有志の方々で「狛江薪能の会」を立ち上げ、約20人の実行委員の方々が演目の企画、運営から当日の舞台設営等すべてボランティアで行っていたと伺っております。市としては、教育委員会で後援し、西河原公民館で「薪能事前講座」や「展示会」を開催しておりました。
このような取り組みは、特色ある公園の新たな魅力作りになるとは思いますが、開催にあたっては、主体となる市民団体及び会場設営等にかかる費用等が検討課題ではないかと考えております。


質問14 公園マップについて
2つ目に、多かった市民の声、要望ですが、狛江市内の公園場所の検索方法についてです。
複数の保護者から、「子育て中だけど、どこに公園があるかわからない。どうやって探せばよいかわからない。」「緑の丘公園が子育てサイトに掲載されていない。」「公園マップが古く、すでに廃止された公園がいくつも掲載されている。小さな子供と手をつないで行ったが、何度探してもないので、近所の人に聞き数年前に廃止されたことを知った。このようなマップがまだ配布されている事をおかしく思わないのか。小さな子供と寒い中、がっかりして帰った。」
という悲しいお声をお聞きします。
現在の公園マップは、いつ作られたものでしょうか。また、掲載されていない公園はどこで、いくつあるのでしょうか。


【回答】(環境部長)
公園マップについてでございますが、現在、一般的に出回っているものは平成23年3月に作成されたものでございます。そのため、すでに閉園したはずの東野川児童遊園や水神下栗林児童遊園がいまだ掲載されている一方で、公園マップが発行されて以降に開園した清水川公園や根川公園など都市公園2箇所と、もみの木児童遊園、いずみ児童遊園、和泉憩いの広場、宿屋敷ポケットパーク、緑の丘児童遊園やさくら児童遊園など児童遊園6箇所が掲載されていない状況でございます。


質問15
狛江市内幼稚園保護者の作るある会では、毎年一年間かけて市内前公園を回って遊ぶ会を開いています。その役員さんたちからも、悲鳴があがっていますので、是非新公園マップを作って頂けないでしょうか。間違えて公園を探される親子を想像するだけで、可哀そうです。正確な情報発信の必要があると思いますが、公園マップの更新したものを早急に作って頂けないでしょうか。お願い致します。


【回答】(環境部長)
現在のマップが作成されてから間もなく5年が経過することから、公園マップの更新につきましては早急に対応しなければならない課題だと認識しているところでございます。
 公園は、公衆が憩いまたは遊びを楽しむために公開された場所でございます。議員ご指摘のとおり、市から市民の皆様へ正確な情報をわかりやすく発信することは重要だと考えておりますので、ご提案の趣旨を踏まえ、なるべく早い時期に対応してまいりたいと考えております。


質問16
またインターネットでの公園検索について、市民から要望が来ました。
「公園をネットで検索しても、なかなか出てこない。文字のみの情報案内で特徴や地図がわかなりにくい」「特色がかかれてないので、選ぶのに困る」という声があります。
私がさっそく、設置されたばかりの緑の丘公園を調べたところ、市のホームページには、公園の総合紹介サイトは有りませんでした。
唯一、「狛江市子育てサイト」に公園一覧がありますが、名称、地域、区分、住所のみの掲載で、写真や特徴など行きたくなるようなコメントは有りません。
さらに、私が2週間前に指摘するまで、「緑の丘公園」は、開園から2か月以上経っても、掲載はされておらず、広報こまえを見る事の無い、とくに新聞をとっていないネットで情報をとる若い子育て中の保護者世代には、ほとんど知られていませんでした。
掲載が遅れた原因は何でしょうか。


【回答】(児童青少年部長)
常に最新の情報を提供するべく、更新をするべきと認識しているところですが、失念をしておりました。申し訳ございません。


質問17 ホームページでの公園紹介ページ新設の必要性について
市民からは「狛江市は全て文字だけで、わかりにくい。先進市では、市のホームページに写真や動画が掲載され、魅力や特徴がわかりやすく、親しみやすい紹介がされていて、毎日どの公園に行こうかワクワクする。そういうのを作って欲しい」という要望があります。
こういった市民の声にこたえる様、環境部サイトへ公園の魅力の伝わる紹介ページを、写真、地図、簡単な特徴の紹介文を掲載する形でよいので作って頂けないでしょうか。そして、それを児童青少年部子育てサイトや、観光協会など関係各所へ伝え利用してもらえれば、一元管理された正確な情報が得られるようになり、サービスの質が上がります。
是非ご検討いただけませんか。


【回答】(環境部長)
市内にございます公園の情報発信につきましては、現在、市のホームページ上には公園、児童遊園の一覧が掲載されているといった状況のみであることから、市民の皆様にとって簡単にたどり着けるような、わかりやすい、そして魅力ある情報発信の工夫が必要であると認識しているところでございます。
今後、他自治体の状況を確認しながら、関係ホームページともリンクで共有することを見据えて、市民目線に立った公園の紹介ができるよう検討してまいりたいと考えております。


【最後に】
ある方が、世田谷区、調布市、武蔵野市などの公園との比較表および写真集を持ってきて下さり、実際とられた写真から、大好きな狛江で、なんとか良い公園を作って欲しい。そして活用率が上がるイベントなど複合的に改善をして欲しいと熱心にお話をされていました。
老若男女、公園での過ごし方はそれぞれありますが、パークマネージメント、パークイニシアティブという戦略的な公園の活用方法を極め、公園を狛江市の財産として活用する事が求められている時代です。しっかりと市民の声を受け止め改善すべきは改善し、そして新たな手法として、平成23年より要望させて頂いております広告やネーミングライツ、民間委託やコミュニティサイクルの活用なども含め多角的に検討し、公園認知度と利用率向上に向け頑張って頂きたいと思います。
宜しくお願い致します。
これで、この質問を終えます。ありがとうございました。

狛江市議会議員 二期目
自由民主党 辻村ともこ

 

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