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狛江市議会平成27年度第4回定例会一般質問80分 辻村ともこ

3問目 「子育てサイトについて」

「子育て」というと、どうしても母親が中心になって、家族のなかでやるものという印象が強かったのですが、実は行政や地域が担う部分も結構あります。なぜなら、子供は、父親母親の子供であると同時に、「日本の宝・狛江の宝」でもあるからです。公共を担うさまざまな機関は、子供の成長に責任を持っています。父親、母親をはじめとする保護者は、子供を健全に育てる責任があります。公的な機関を活用して、「子供を育てる事とは」とか、「自分の子供のために、どんなことしてあげられるか?」と考えるきっかけをつくるのが子育てサイトではないかと思います。
行政、民間の子育て情報が一つに集められた子育て中の人と行政、まちをつなぐ子育てポータルサイトを目指す自治体が多く見られます。
狛江市におきましては、平成26年度事業評価におきまして、外部評価委員会より、子育てサイトのサイト内情報整理について指摘がありました。

3年程前より、子育てサイトの事業のあり方について質問をさせて頂いておりました。この2年間静観をさせて頂きましたが、良くなった点も多くみられ、これは職員の皆様のご努力と委託会社、市民委員の皆様の成果だと思います。しかし、一方で、いまだ変わらない部分、変えなくてはならない部分は、外部の目を入れ、改善の必要があるのではないかとの思いから、外部評価委員会指摘を元に、現状と課題、そして今後の対応についてお伺いします。

まず、現状と課題について子育てサイトの目的と主な事業内容は。
以下の通りとのことをお伺いしている。
一つ目は「こまえ子育てねっと」で、子育てに関する最新の行政情報、地域密着のイベント情報、子育て施設情報、ネットによる相談などを扱います。
2つ目は「こまえスマイルぴーれ」です。狛江の子育てを応援するため、市民委員の皆様が、市内外の施設やイベントなどを取材し、子育て中の親の視点からの情報を発信しています。また手作りグッズや親子のお出かけ情報等の記事を定期的に更新しております。
3つ目は「こまえパクパクぴーれ」です。これは食育情報を発信するサイトで、子どもの発達段階に合わせたレシピを検索することができ、レシピの投稿や離乳食に関する質問もすることができます。レシピは投稿をいただいたものの他、保育園の栄養士に保育園で提供している献立から、毎月掲載をお願いしております。また現在は、狛江在住の野菜ソムリエである香月りささんに狛江の野菜についての記事と野菜料理のレシピを書いていただいております。


質問1
子育てサイトの検証をしていますか。目標数などはどのように設定されているのでしょうか。

【児童青少年部長】

子育てポータルサイトの主な想定対象者は妊娠中から小学校3年生程度までのお子様をお持ちの保護者としております。利用人数の目標は立てておりませんが、狛江市においてこの世帯数は約4,000世帯であり、1か月32,000ページのアクセス件数を目指しております。アクセス件数の確認については、毎月委託業者より報告書の提出をお願いしているところです。1年間の中で上下の波がございますが、目標を立てた平成25年4月より平成27年10月までの間で32,000ページを超えた月は31か月のうち16か月であり、目標達成率は51%となります。アクセス件数は少しずつですが、上昇傾向であり、平成25年度の後半から32,000ページを超えるようになる月が増え始め、先月は41,897ページでございました。
何歳のお子様を持った保護者の方がアクセスしているかということを、具体的に調査することはできませんので、想定対象者が利用をしているかということについては把握できていません。

【辻村意見】
アクセス解析など、狛江市は検証についてもう少ししっかりとした分析が必要ではないでしょうか?

サイト制作経費及び運営費について
では、これまで子育てサイト立ち上げ年度から現在までの年次ごとの主な事業内容と経費内訳、立ち上げ年度からの経費総額をみますと、子育てポータルサイトの構築は平成23年度より行われております。平成23年度は「こまえ子育てねっと」他2本のサイトを構築し、子育てポータルサイト構築委託費は8,967,000円、運営支援委託費が1,567,500円です。
平成24年度は「ここマップ」他2本のサイトを構築し、構築委託費は13,309,000円、運営支援委託費が3,056,000円です。
平成25年度は運営支援委託費が3,237,000円、平成26年度は運営支援委託費が3,237,000円、「こまえ子育てねっと」「こまえスマイルぴーれ」のスマートフォン対応が697,000円です。平成26年度までの総額は34,070,500円となります。
なお平成23年度、平成24年度の子育てポータルサイト構築委託費は双方とも「緊急雇用創出事業補助金」を利用し10/10の全額補助、サイトの運営支援委託費等は「子ども家庭支援区市町村包括補助事業補助金」より約1/2の補助をいただいているとのことです。
総額3,400万円かけているという事です。

質問2
では、各年度のアクセス数とユニークユーザー訪問者数の詳細と課題を教えて下さい。

【児童青少年部長】
年度ごとの総計でお答えします。
平成24年度のユーザー数は33,754人、訪問数は56,336件、PV数は208,588件、平成25年度のユーザー数は90,650人、訪問数は131,549件、PV数は370,902件、平成26年度のユーザー数は131,574人、訪問数は182,639件、PV数は399,539件となっております。
平成24年度から平成26年度までの全サイトのユーザー数の平均値、訪問数の平均値、ページビュー数の平均値を見ますと、各年度で増加しています。一方で、各個別のサイトごとに見ると、直近年度で減少しているサイトがありますので、個々のサイトについて、多くの子育て世帯に見られ、すぐに必要な情報にたどりつけるようにしていくことが課題であると考えています。また、ユーザー数に対してページビュー数が伸びておらず、サイトに訪れて1、2ページ程度見て、すぐにサイトから離脱してしまっていることが多いため、なるべく関連する情報を掲載し、多くの有用な情報を入手できるようなつくりにしていくことが課題であると考えています。

質問3
数字の伸びている月について、要因は何でしょうか。分析されていますか?

【児童青少年部長】
伸びている月の傾向として、ここ3年間においては毎年7月から11月にかけてアクセス件数が上がる傾向があるようです。夏から秋にかけては、子育てに関するイベントが多く、そのイベントを捉えて「こまえスマイルぴーれ」の市民委員を中心に記事にしており、それが子育て中の親子に見られているのではないかと考えております。

【辻村意見】
確かに市民委員さんたちが頑張られている事も要因であると思われますが、私の調査ではアクセス数の推移は例えば、年明けは、待機児童の保護者を始め保育園情報収集であり、夏は、市政45周年記念行事大盛況であった花火大会申込みがあり9000件以上あったのだと分析します。もう少しきちんとした分析をしっかりすべきではないでしょうか。

【辻村調査】
運用についての課題はなにか
職員は6つある全てのサイトについて、均等に、またこまめに情報更新をすることは、現状では難しい部分がございます。また、内容の更新だけでなく、サイトの周知を日々図ることも大切と考えますので、今後は狛江市のフェイスブック等の有効な活用法も課題とのこととのことでしたし、委託会社の現状と課題はより多くの子育て世帯に見ていただけるような工夫や取組みを提案ができているかどうかとのこと。さらに市民委員の方々のページが、掲載頻度もあがり、またリアルなイベントの取材などもあり活発化しているとお聞きしますが現状と課題としては、子育てをしながらの活動になりますので、忙しい子育ての時期に、モチベーションをあげて活動を続けることの大変さが課題となるのではと考えておりますとの事前調査をさせて頂きました。

質問4
では外部評価委員会提言書の指摘について
今回の外部評価委員の提言書には、子育てサイトについて指摘があったとお聞きしています。
内容を教えて下さい。

【児童青少年部長】
『子育てサイト事業については、6つあるサイトの中でアクセス件数が少ないサイトがあるが、市として提供しなければならない情報サイト以外は、サイトを廃止することも視野に入れるべきである。一方で、子育て世帯のニーズの高いサイトについてはより一層充実強化した方が効果的である。』といった指摘をいただいております。

質問5
行政としては、現状全体の実績評価についてどのように思われているのでしょうか。
部長の所感をお聞かせください。
また、外部委員会の報告書に対しどのように受け止め、今後対応されるのでしょうか。

【児童青少年部長】
子育てポータルサイト全体としては少しずつ認知度も上がりアクセス件数も上がっております。またアクセス件数に関わらず、市として情報提供が必要な部分を残していくことはご理解いただけると考えております。しかし外部評価委員会の提言につきましては真摯に受け止め、どのように整理していくか今後検討してまいります。

追加質問
狛江市で実施される様々な行事があります。今年は45周年のイベントがたくさん行われております。45周年といったことに限らず、イベントなどを、最適な期間に紹介し、また取材をして記事にしていくことが大切と考えます。市民委員の方に市の行事の情報提供を行い、案内していくには年間計画が必要と考えますが、市ではそういった計画を作り、事業を行っていますか。

【児童青少年部長】
編集会議の中で、市の行事等の紹介を積極的には行っておりませんでした。今後は市民委員の方に積極的に情報提供を行い、行事も含め、掲載していく内容について、年間計画を立てて実施してまいります。また、市の行事のお知らせについても、ツイッターやフェイスブック等も使い、より丁寧な情報発信に努めてまいります。

質問6
今後についてお伺いします。
一般的には、入札や契約制度にはいくつかの方式があり、例えば、一般競争入札や指名競争入札、随意契約などがそれに当たります。
狛江市にも、同様に事業者選定や契約方式には、いくつかの方式があり子育てサイトは、随意契約ということです。
その他、公募型のプロポーザル方式での契約の仕方もありますが、
まずは、外部評価委員会から事業内容の見直し、サイトの整理という指摘に対し、真摯に受け止め、誠意ある改善をしなければならないのではないでしょうか。

その為には、「外部の目」を入れ、事業内容の検証が必要かと思います。
これは、内部ではわからない事業の良し悪しを、客観的に見る事で、指摘にありました非効率な部分が洗いだされるという事です。本来の市の情報を伝え、より多くの方に活用して頂き孤独感のある母親を元気にするという目的から外れているものが何なのかわかることになります。また、同時に、サイトの特性をしっかりとつかむことになりますので、現在のサイト運営状況の可視化に繋がります。どのページに何人の人が何秒滞在している、ということなどから、市民ニーズの高さや関心度合いが分かる事になります。
この様なことから、5年目の節目に、外部の目を入れてサイトの検証を図る事は、必要だと思います。

そこで、専門家によるサイト検証を外部の目を入れて検証をされることを要望致しますが、ご所見をお伺いします。

【児童青少年部長】
専門家による検証をいただくという視点は大切なことと考えます。
どのような形でできるのか、今後の研究課題としてまいります。

質問7(総務部長)
狛江市では,工事受注者の適正な選定および指導育成を行い、公共工事の品質の確保を図ることを目的として、「狛江市工事成績評定規程」を策定していますが、内容と目的、そして事業者から得られた感想や成果について教えて下さい。

【答弁:総務部長】
狛江市工事成績評定規程ですが,狛江市発注の130万円を超える請負工事について,工事の成果を評定として客観的に点数化し,その評定結果を事業者に通知するというのが内容でございます。期待する効果としましては,工事の評定結果を通知することにより,事業者のモチベーションアップ,それに伴う公共工事の品質向上が図れることでございます。
 事業者からの感想とのことでございますが,結果通知をお渡しする際に,監督員より制度の説明をしていることもあり,事業者からは特に意見がありませんでしたが,「良」という結果であった事業者の方からは,「良い点をつけていただき,ありがとうございました」という言葉をいただいたと聞いており,事業者のモチベーションアップの一助になっています。また,全体的に見ても,評定点の平均は年々上がっており,公共工事の品質の向上が見られていると考えています。

意見
総合評価入札方式が今後ようやく狛江市でも導入予定です。
これは、例えば、より良い仕事をした事業者や障害者雇用を促進し地域貢献をしている事業者がより有利に入札に参加できるようになると言う仕組みの物です。
この工事成績評定も、市内事業者育成の観点から、大変有効だという事が分かっています。
子育てサイトにおいても、一定の外部の目を入れ、良い部分と改善点を明確にし、さらに多くの人が便利だなと感じながら利用するサイトになることが望まれています。

子育てサイトは、社会から孤立をしがちな核家族化が進む世の中において、子育て世帯を救う大切な行政窓口であり行政サービスの一環です。
市の取り組みを正確に適切なタイミングでお伝えし、利用をして頂きたい。市の情報や事業になるべく子育て世帯に関係のあるものは、事前に予定を立て、周知と情報発信、当日参加も増やせるように工夫をしてもらいたい。利用率向上は課題です。その為には、取捨選択、何が必要か、何を捨てれば良いのか。まずはしっかりと「外部の目を入れて」現状分析をして頂き、課題解決へ向かって変革を遂げて頂きたいと要望させて頂きます。よろしくお願い申し上げます。


以上

狛江市議会議員 二期目
自由民主党 辻村ともこ
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狛江市議会平成27年度第4回定例会一般質問80分

2問目 「学校支援ボランティアの導入を」
教育は国家100年の計と言いますが、日本、狛江の子供達に自らの社会における人生の使命に気付いてもらいたい。その為には、学力向上施策は重要です。しかし、学力向上はその結果のみならず、過程において、どのように勉強に取組んだのか、分からない事にチャレンジする姿勢の構築や、先生や保護者、地域の大人たちから面倒を見てもらえ愛情を受け止める心の育成の機会としても、大変重要な取組みであると言えます。
昭和時代初期までは、日本の住宅事情は長屋があり、一人の子供に対し、複数の地域の大人が声を掛け、気にかけ育てていました。昨今、高度経済成長の中で、地縁が希薄化し、核家族化、両親共働き世帯が増え、一人の子供が育つ過程において、関わる大人の数と時間が激減をしています。
さらに、学校教育現場での教職員の事務作業等が増大し、その量は世界標準から比べても多いと言われ、先生方が子供と向き合う時間を確保する事が困難になっている事も、子供一人当たりに対する教育者、大人の関与時間が減少している原因と言われています。

平成27年度前期の自由民主党女性局政策研究会が党本部で開催されました。厚生労働省雇用均等・児童家庭局古川夏樹課長と浜松医科大学特任教授杉山登志郎先生の児童虐待に関する講義の中で、いじめや犯罪を犯してしまう子供達は心の闇をもっており、その原因として親からの愛情不足上げられ、かまってもらいたい、話を聞いて欲しいという欲求が満たされない事から問題行動を起し、親や大人の気を引き、「叱られる」という大人との関わりの中に安心を見出しているという分析をお聞きしました。悲しい現実です。
子供達が安定した弾力性のある豊かな心を育み、社会性、規範性などを身につけるには、様々な大人の見守りと声掛け、関わりというものが大変大切であるということがわかりました。

狛江市においても、変化する社会状況の中で、どのように狛江の子供達が、自らの夢を叶え、個性を生かしながら国家社会に貢献する志を持ち育つのか、その土台にある学力や社会性を育てていくことは、将来の日本、狛江市の為に大変重要であり、しっかりと大人が子供に関わる土壌、仕掛けを作り取り組む必要があります。
今回は、学力向上を中心に、学校での様々な問題解決に対し大変有効だと言われ、都内では850校で採用されています「学校支援ボランティア」制度についてお伺いします。

質問1
まず、狛江市の教育の現状と課題について教育部のご認識をお伺いします。
再質問は自席より行います。

【答弁1】(教育部長)
 狛江市の教育,特に学力面の現状と課題についてですが、今年度の「全国学力・学習状況調査」の結果を参考にいたしますと、領域によって若干の差はあるものの、小学校では全18領域中11の領域で、中学校では全19領域中、17の領域で正答率が全国平均と比べて同等か上回っており、平均を下回った領域につきましても平均との差は、文部科学省が有意義な差としている5ポイント未満には収まっており、全体の結果としては概ね良好であると考えられます。
 課題としましては、「習得した知識や技能を実生活の場で活用する力」、「自分の考えと他の意見等を比べ、共通点や相違点、関連して考えたことなどを整理し、自分の考えをまとめることができるようにする力」、「実験・観察の結果を身近な自然現象と結び付けて思考を深めていく力」などの育成と考えています。

質問2
「狛江市内学校の学力調査においては、小学校では全18領域中11の領域で、中学校では全19領域中、17の領域で正答率が全国平均と比べて同等か上回っており、平均を下回った領域につきましても平均との差は、文部科学省が有意義な差としている5ポイント未満。全体の結果としては概ね良好であると考えられます。」とのご回答でした。全体としては、おおむね良しという数字に見えますが、狛江の中では保護者の声として、貧困家庭の教育問題、つまり親の経済状況が学力格差に繋がってしまっている現状と課題は、私の前定例会一般質問でもお伺いしましたし、今定例会でも他議員も質問をしております。「経済的理由で塾に行かせたいけれど行かせられない。」という内容です。しかし、もう一つ、逆に、進学校対策として、実力を伸ばすための補講授業が欲しいという声も同時にお聞きしてもいます。狛江市では、算数などは少人数学級を作り、学力別に指導内容を変え、しっかりとわかるまで指導する方法が良い結果を出されている事は大変私も評価しております。
同じ様に、保護者ニーズとしては、放課後での学習支援に対し、様々なニーズがあるという事であります。
特に、ご年配の方や、地域に密着した人材を育てたいと思われている方々からは、狛江高校への進学率が最近少なく悲しむ声も聞こえます。

質問1-2
そこで、過去3年間の狛江市立中学校卒業生の狛江高校への進学者数実績をお伺いします。

【答弁1-2】(教育部長)
4校合計で、平成25年度入学者14名、平成26年度入学者20名、平成27年度入学者22名と報告を受けています。

質問1-3
なるほど、計算してみますと、狛江高校の今年度募集人数が357人ですから、その内22名ということは、市内4中学校から狛江高校への入学者は入学者全体の約6%という事になりますね。
昔は都立高校受験は学区域を限定していましたので必然的に狛江高校への進学数は多くなっていたことは確かですが、現在オープン受験が出来るようになったとはいえ、少し少ない気が私もします。
東京都の「都立高校改革推進計画・新たな実施計画」における、既存の中学校と高校が、教育課程の編成や教員・生徒間交流等の連携を深める形で中高一貫教育を実施する連携型中高一貫教育校の推進という考え方からしても人数拡大は大事なことと思います。
ここで、狛江高校との連携、進学率向上について、教育長のご見解をお伺いしたいと思います。教育長お願いします。

【答弁1-3】(教育長)
狛江高校は狛江市における唯一の公立高校です。したがって、狛江高校への進学を目指す小学生や中学生をできるだけ多く育て、その夢の実現をサポートしていく取組も重要です。そのためには、合格可能な学力の向上を図るとともに、地元小中学校出身の狛江高校卒業生を輩出してゆくことで、未来の狛江市の姿勢・産業・文化を担う人材の育成・確保を図っていきたいと考えております。

質問2
素晴らしい考えだと思います。去年は、狛江第三中学校の生徒が、狛江高校で授業を受けさせてもらい、交流を深めたという事をお聞きしております。今後も様々な交流事業が推進され、良い関係づくりを目指して頂きたいと思います。

その他、保護者や地域からの学校への要望は、やはり「部活が少ない、もっと専門的な指導をする人材配置が欲しい。」「英語などの特色ある授業を教育特区を取ってできないか」「オリンピック前だが、日本の伝統文化の基礎的知識がないと日本の子供達は外国からのお客様をおもてなしできないのでは」「職業観の育成をして欲しい」などが挙げられます。
学校としては、こうした児童生徒や保護者、地域の方々から、学校に求められているを事を知る事は大切なことです。ニーズ調査の方法についてお伺いします。

【答弁2】(教育部長)
 学校として児童・生徒や保護者、地域からの学校に対する要望等の把握の仕方については、児童・生徒については、児童・生徒アンケートや三者面談。保護者については、学校評価の保護者アンケートや学校行事に関するアンケート、PTA役員会。地域については、学校運営協議会など多くの機会により把握しています。
 学校が把握した要望の内容について主なものは、児童・生徒からは、部活動の充実、遊び場の確保、楽しい学校づくりとなっています。保護者からは、校舎修繕、通学路の安全、分かりやすい授業づくり、地域からは、挨拶の励行、登下校中のマナー(交通安全指導)、地域活動への参加依頼の報告を受けています。

質問3
社会情勢や多様化するニーズ、そして学校の職員の事務作業量が増大するなどの背景から、学校の運営に関し、地域教育力の活性化というものが求められるようになりました。
国において、第一次安倍政権における教育改革の一環として、平成18年60年ぶりに教育基本法改正が行われ、それに伴い、「学校・家庭・地域住民等との連携協力」に関する条文が規定され、時代を担う子供達の育成に社会全体で取り組むことが明記されました。
東京都においては、平成20年東京都教育ビジョンが策定され、基本理念として「社会全体で子供の知・徳・体を育み、グローバル化の進展など変化の激しい時代における自ら学び行動する力や、社会の発展に主体的に貢献する力を培う」と明記されました。
このことにより、国は学校支援地域本部事業を開始。現在都内において850校の公立小中学で実状に合わせた学校支援ボランティアという制度が活用されています。
私は、3年程前から、学校支援ボランティア制度の導入について、要望してきましたが、とうとう期が熟したのではないでしょうか。
狛江の教育振興基本計画にもありますように、学校、保護者、地域の連携のみならず、産官学金との連携を行い様々な教育のあり方を模索し、実行することで、子供達の豊かな学校生活を創出する動きがあります。

狛江市のおける学校支援ボランティアが、様々な課題を解決することになると思いますが、
導入について現状(コンセプト、スケジュール)について教えて下さい。また、都の補助についてもお伺いします。

【答弁3】(教育部長)
以前から,ご質問者が言われておりましたとおり,近年の様々な社会状況の変化や国や都の動向を見ますと,地域の力を学校運営に生かしていくことは,大変に大きな意義があり,学校側にとっても,地域の力が学校運営に加わることは,歓迎すべきこととして認識されるのではないか,と考えております。さらに,これらの一連の活動を通して,学校が中心となって地域全体が盛り上がることで,「地域力の向上」というところも期待できるのではないか,と思っております。
狛江市においては,来年4月に予定されている市民活動支援センターの開設により,これまで以上に,それぞれの市民が地域の活動に取り組んでいくための基盤が整備されることから,このタイミングで学校支援ボランティアを導入していけるよう,教育委員会としても調整を進めてまいります。
また,この調整と並行して,ただいまご質問のあったコンセプトやスケジュール,市民活動支援センターとの連携のあり方など,この制度を設計するにあたっての具体的な内容については,今後,担当職員によるワーキンググループを設置し,本年度末をめどに検討を進めていきたいと考えております。
なお,この事業における,コーディネーターへの報償費の支払いや消耗品の購入等について,東京都の「学校支援ボランティア推進協議会事業費補助金」が活用できると考えております。


質問4
現在学校においては、この地域教育力について、育成委員、PTA、民生委員などさまざまな団体との取り組みがありますが、この学校支援ボランティアというのは、既存の団体とはどのように違うのでしょうか。

【答弁4】(教育部長)
学校支援ボランティアは,基本的には,1つの学校を単位として,地域の個人がその学校の活動を支援するものです。
現在,既に学校と関わりがあり,学校の活動を支援してくださっている育成委員やPTA,民生委員の方におきましても,考え方を整理する必要はありますが,この制度におきましては,改めて「学校支援ボランティア」として登録し,活動していただくことになろうかと思います。

質問5
墨田区の学校支援ボランティア従事者の方にお話をお伺いしました。
墨田区では、分厚い地域の人材登録ファイルがありました。
それは、例えば、地域企業や仕事をしている方、ボランティア団体、特殊技能を持たれているかた、スポーツ選手、声楽家、漫画家などありとあらゆる地域市民の登録ファイルで、子供達に提供できる技術や経験などがかかれたものでした。
市内学校の校長先生がたと話しましたところ、
この取り組みへは、大変ありがたく早く導入を希望されている事が確認され、印象的だったのは、「多様な人財登録」を希望されている事、「民間・NPOへの学習面での協力依頼ができる画期的な制度であること」など、今までにないダイナミックな期待がある事が分かりました。私も少なくとも4つの分野で登録をさせて頂きたいと思っております。

さて、狛江市では、花壇の整備から始めるという事でしたが、産官学金、協力体制などは、行政主導で勉強会や声掛けをした方が良いかと思います。

屈託のない学校校長先生などとの話し合いや、先進事例への研究などプロジェクトチームを組むなどした方が良いかと思いますが可能でしょうか。現状の組織体制と共に教えて下さい。
他市では、担当課があるほど、力を入れています。それだけ重要だという事だと思います。

【答弁5】(教育部長)
この検討を進めるにあたっては,ご質問者からご提案をいただいている他自治体における先進事例や,一部報道にありました「地域学校協働本部の設置」などの直近の国の動向のほか,市民活動支援センターの開設をはじめとした狛江市における他の事業の進捗状況など,この事業を取り巻く諸々の事情も勘案しながら,狛江市の独自性や,狛江市が全国で2番目に小さな自治体であることを活かしていけるような制度となるよう考え,設計してまいりたいと考えております。

質問6
求める声の大きな「放課後学習支援」、つまり空いた教室などで、地域の大人やリタイヤした教員の方々が、学習ボランティアとして子供達の宿題や分からないことに答える、というものですが、すでに学習ボランティアを導入している都内850校の取り組みを見ても、一番多くの学校が、この学力向上施策に取り組んでいました。
狛江市においては、例えば花壇の整備などのボランティアをまずは集めるというお話が出ているとお聞きしますが、どうでしょうか。同時並行で学力向上施策にしっかりと取り組んでも良いのではないかと思いますが、可能でしょうか。2年も3年も計画を練っていると、今困っているのに学校を卒業してしまう子もでてきてしまいます。

【答弁6】(教育部長)
教育委員会としても,学習支援のニーズが高いことは認識していますので,今後,学校支援ボランティアのメニューを検討するにあたっては,その候補の1つとして,学習支援も検討していきたいと思います。


【最後に】
狛江市でも、学校支援ボランティアの導入について、ようやくエンジンがかかり始めました。学校支援ボランティアは、地域の大学生からシニア世代まで、地域に眠る素晴らしい資源、力をお借りして実施されるわけですが、取材した府中市、墨田区、世田谷区では、実はこの制度は、支援される児童生徒が元気になるだけでなく、支援する地域の人々、つまり保護者やリタイヤされたシニア世代の方々や地域の企業や商店街の方々の生きる活力を生み出す制度でもあることが、感じられました。
この素晴らしい事業を、一日も早く実行に移し、1人でも多くの市民が、生きる事に自信を持ってもらえるような取り組みになることを願います。教育部の皆様、しっかりと取り組んでいただけますようよろしくお願い申し上げます。
これで二問目の質問を終わります。

狛江市議会議員 二期目
自由民主党 辻村ともこ

 

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狛江市議会平成27年度第4回定例会一般質問80分(辻村ともこ)
今回は、パークイニシアティブの観点から、緑化政策について市民要望をまとめて質問しています。緑地率向上の目標と財源確保、歴史公園、薪能復活、スケートボードやダンスのできる公園作り。市公園マップ、HP不備を指摘。新規作成検討に入りました。結構全体像を国土交通省、都資料から掴むまで大変でした。世界都市比べ東京の一人当たりの公園面積は狭いです。地方から変えなくては!だからパークイニシアティブが重要です!是非お読みください
・・・・・・
議長より質問のご許可を頂きましたので、3問の質問をさせて頂きます。
順番は通告と入れ替えさせて頂きまして
1問目に「特色ある公園からまちづくりを」を質問させて頂きます。
まず公園・緑地には、都市生活に潤いや安らぎをもたらすレクリエーションの場としての役割、都市防災の拠点としての役割、生態系の保全など環境保全の役割や狛江らしい景観を形成する役割などがあります。東京都においては、都市の防災性や安全性の確保、ヒートアイランド現象の緩和等の環境問題への対応など、様々な課題を抱え、こうした課題解決に向け、公園・緑地の果たす役割は極めて大きく、その整備に対する市民の期待が高まっています。
キーワードは「パークマネジメント」「パークイニシアティブ」ではないかと思います。
東京都建設局が平成27年3月に策定したパークマネージメントマスタープランには、「パークマネジメント」とは、東京が目指す公園づくりの基本理念と目標を達成するため、従来の行政主導の事業手法から転換し、都民・NPO・企業と連携しながら都民の視点にたって整備、管理していくものであり、誰からもわかりやすい目標設定、多角的な視点による事業展開、結果の評価による継続的な改善を行っていくことです。」とあり、まさに公園緑地から始まる緑の都市再生をうたい、今後の東京の公園緑地づくりの考え方の基本理念として、推進していこうというものです。
個々の公園の歴史や個性を最大限に活かしながら、周辺環境の変化、公園資源の内容、利用状況や地域とのかかわり合い、整備や管理運営の方向性などを明らかにし、将来にわたる経営指針とするよう努めるべきであると方向性を明確にしました。


狛江市においては、狛江市第三次基本構想において掲げる市の将来都市像「私たちがつくる水と緑のまち」を掲げ、現在、狛江市都市計画マスタープランの改訂が進められております。それらを上位計画として緑に関する部分に関しての基本方針が、平成25年3月に「狛江市緑の基本計画」として策定されました。この計画は、目標年次を平成44年度とし、おおむね20年と設定。計画期間は、平成25年度から平成31年度までの7年間としました。「狛江市環境基本計画」や「狛江市農業振興計画」「狛江市地域防災計画」など他分野の計画や、東京都の「緑の東京計画」や「都市計画公園・緑地の整備方針」などの関連計画とも整合を図りながら、施策展開を進めことと定められています。


狛江市民にとっても、公園は憩いの場であり、遊びから人とのつながりを持つ場でもあり、そして防災や健康、学びの場として多くの機能が求められます、
緑の基本計画には、緑の役割には、6つ掲げられており、都市の環境の保全、都市景観の向上、生物多様性の確保、都市防災への寄与、コミュニティ活動の場の提供。健康維持増進と、庁内においては、まちづくり推進課を中心とする都市建設部、環境部、総務部、福祉保健部、市民生活部に企画財政部と全庁にまたがる役割を、緑の政策がリードして作る必要性が書かれています。まさにまちづくりにおけるパークイニシアティブの必要性を表しています。


今日は、狛江市が公園に関しどのような考えで今後整備をしてゆくのか、また多様化する市民ニーズにどのように応えていくのか、課題の提示や解決への提案も含めお伺いしたいと思います。


【質問1】 全体像の確認
まずは、あらためて狛江市の緑地とは何を指すのか、また、緑地率と緑被率の違い、市全体の都市計画区域の緑地面積と緑地率について現状と課題、目標数値についてお伺いします。
再質問は自席より行います。


【回答】(環境部長)
 緑地とは、公園などの都市施設や、農業などに使われる土地、小中学校などの緑がある土地を表しております。
 緑地率とは、公園緑地などの都市施設とする緑地、特別緑地保全地区や生産緑地などの制度上安定した緑地、寺社境内や小中学校などの社会通念上安定した緑地などの永続性を有する緑地の市域に占める面積割合のことを指しております。
 それに対し、緑被率は樹木被覆地、草地、農地、屋上緑化などの緑で被覆された土地の、市域に占める面積割合のことを指しております。
 そのため、緑地率は用途で定めた土地を単位としておりまして、緑被率は緑の被覆された土地を単位としているといった違いがございます。
 狛江市では、平成22年度時点でございますが、緑地面積が152.17ヘクタール、緑地率が23.81%となっております。現状といたしましては、平成9年度の調査と比べて、全体的に減少傾向にあるものの、地区の特性に合わせた緑が、市域全体に分布していることが分かっています。そのため、今後に向けては、現在ある緑の維持保全に努めながら、それぞれの緑の機能をさらに活かすための、市域の緑をつなぐネットワークの創出・活用が重要となるところでございます。
 なお、緑地率の将来目標といたしましては、市域の30%以上を掲げております。


【質問2】 公園について
現状の公園の整備状況についてお伺いします。
また26市平均、調布市、稲城市、世田谷区と比較してどのようになっているか教えて下さい。
さらに狛江市を北部中部南部とわけて地区の設定をされているようですが、それぞれの分布状況も合わせて教えて下さい。


【回答】(環境部長)
現状の公園の整備状況ですが、都が作成している公園調書に基づき回答いたしますと、平成27年4月1日現在、狛江市の都市公園等の数は76箇所で面積が約12ヘクタール、一人当たり面積が1.57㎡でございます。
まず都内26市平均につきましては、26市の公園合計数が5,339箇所で、面積が約3,100ヘクタールとなりますので、これを26で割ったと仮定して試算した場合、1市あたりの公園数は約205箇所、面積は約119ヘクタールになります。また、一人当たり面積につきましては、7.47㎡になります。
調布市は226箇所で面積が約132ヘクタール、一人当たり面積5.83㎡。稲城市は124個所で面積が約98ヘクタール、一人当たり面積11.27㎡。世田谷区では540箇所で面積が約285ヘクタールで、一人当たり面積3.16㎡となっております。
 緑地の分布状況といたしましては、公園緑地などは中部地区に多く、南部地区では多摩川緑地公園に面した自然環境に恵まれているものの、都市公園や児童遊園が比較的少ない状況でございます。また、生産緑地につきましては、北部地区と南部地区に比較的多くございます。


【質問3】
国土交通省の出した統計データによると、海外の主な自治体と比較すると、海外都市では、ニューヨークが18.6㎡、ロンドン26.9㎡、パリ11.6㎡、となっている一方で、東京は都民一人当たり5.8㎡と世界の都市と比べても公園面積が低いとの結果が示されています。
また、狛江市民一人当たりの公園面積は1.57㎡ということですので、26市平均と比較してかなり低い数値となっています。


次に、東京都の条例に伴い、狛江市の都市計画変更や決定については、すべて都市計画審議会で協議することになっています。
狛江市では、現在都市計画決定されている公園・緑地のうち、接道等の条件が厳しく整備が難しいものについて、都市計画運用指針で街区公園の誘致距離として250mとされていることを踏まえ、見直しを行い、保全すべき公園・緑地を抽出したとのことです。
平成27 年度に都市計画公園・緑地の都市計画変更について、詳細を教えて下さい。


【答弁】(参与)
平成27年度に行う都市計画公園及び都市計画緑地の変更については、平成27年11月16日の狛江市都市計画審議会で諮問し、審議の結果11月17日付けにて「原案どおり了承」との答申をいただいたところでございます。
内容としては、土地所有者の意向確認も踏まえ、都市計画公園が9箇所、都市計画緑地が3箇所の計12箇所の都市計画公園・緑地の都市計画変更でございます。
対象となる公園の内訳といたしましては、三長公園、松原公園、田中公園、和泉多摩川公園、駒井公園、白井塚公園、土屋塚公園、亀塚公園、猪方小川塚公園でございます。緑地の内訳としては、旧野川緑地、岩戸川緑地、清水川緑地でございます。
この変更により、全体として都市計画公園の決定区域は約0.45ha、都市計画緑地の決定区域は約0.64ha増加となります。
今後、平成27年度中に狛江市決定として告示する予定でございます。


質問4
土地所有者の意向確認も踏まえ、都市計画公園が9箇所、都市計画緑地が3箇所の計12 箇所の都市計画公園・緑地の都市計画変更を行い、今回の都市計画変更により、全体として都市計画公園の決定区域は約0.45ha(0.31ha 減、0.76ha 増)、都市計画緑地の決定区域は約0.64ha 増加する予定であるとのことでした。
古墳塚のあるところや駒井公園などは、南部にかなり大きな公園が出来るということで、嬉しく思います。


では、東京都の推進するパークマネジメントを推進する為にはいくつかの取り組みを上げています。例えば、パークマネジメントを支えるPDCAサイクルの導入、公園評価制度と公園に対する市民の満足度を指標化し、目標値を定め達成度合いを図る取り組み、市民の知恵、労力資金を活かす仕組みつくりとして、市民の他産官学金連携の取り組みを受け入れる体制つくり、そして、公園の価値を高めるための規制緩和、そして多角的な視点による事業展開とあります。
狛江市においても、このようなパークマネジメントの考えが必要だと思いますが、今後大きな公園や特色ある公園に関しては、有効かと思い導入した方が良いと思いますが公園緑地管理についてどのように進めるのでしょうか。


【回答】(環境部長)
パークマネジメントにつきましては、パークマネジメントを導入している他自治体の例をみますと、サッカー場や野球場、ミュージアムなど多くの施設を備えた一つの公園が、総合的な公園魅力づくり、利便性の向上、管理運営の効率化、公園内事業の収益増加を目的に、民間活力を利用した一体的な管理や市民による多様な活動の連携を進めるために行われているものと考えられます。
これらを実施している公園と、狛江市の公園では実態などが異なるところがございますが、パークマネジメントの手法は狛江市の公園の魅力向上を図っていくためにも学ぶべき要素は多くあると考えています。今後、狛江市の公園の実態に見合った市独自のパークマネジメントの手法を検討していきます。


質問5 財源について
これだけの大規模な目標を立てると、財源確保が問題になってくると思います。目標達成の為の財源確保をどのように行うのでしょうか。


【答弁】(参与)
 公園等整備における財源としては、補助金の活用や緑化基金及び都市計画税を充当する等、必要な財源確保に向けた調整をしていきたいと考えております。


質問6
緑化基金ですが、中期財政計画においては具体的な目標がありません。
平成26年度残高は約4,643万円ですが、今後、電研のマンション2棟、先月事業認可決定が決まった仮称ニトリ狛江ショッピングセンターのように、大型マンションや店舗からのみどりの協力金が入ってくることが予想されます。私の試算ですと3億円くらいになるかと思いますが、間違えありませんか。


【答弁】(参与)
緑のまちづくり協力金は、(仮称)岩戸北計画については4,791万円
(仮称)喜多見駅前計画については9,818万円、(仮称)ニトリ狛江ショッピングセンターは1億9,348万7千円で協定を締結しております。合計額は3億3,957万7千円でございます。


質問7
緑化全体の目標達成には、到底及ばないものですが、緑化基金ですので、狛江の緑化に有効に使って頂きたい、是非市民ニーズをとらえた特色ある公園づくりに活用して頂きたいと思います。


では、優先的に整備する公園緑地がどこになるか教えて下さい。またその運用はどのようになるのでしょうか。


【答弁】(参与)
 都市計画公園から先に着手をし、都市計画公園の中でも白井塚公園、亀塚公園、猪方小川塚公園について、優先的に取組みをさせていただきたいと考えております。運用については基本設計の中で検討していきたいと考えております。
 


質問8
歴史公園への都市計画変更は、高橋市長になられ狛江市初だそうです。その手腕を高く評価致します。
では、歴史公園のコンセプトとスケジュールについて教えて下さい。


【答弁】(参与)
 コンセプト及びスケジュールにつきましては、基本設計の中で関連部署と協議しながら決定していきたいと考えております。


質問9
推進体制と役割を教えて下さい。


【答弁】(参与)
 整備体制としては、整備部門が中心に行いますが、歴史公園等、その特色等にあわせて環境部門や教育委員会等とも連携してまいりたいと考えております。


質問10
最初に申し上げましたが、公園を中心にまちづくりが進められる程、多岐にわたる部署の課題解決にも大きく関係するのが、昨今の公園施策です。
この歴史公園プロジェクトを期に、是非専門家の意見やアドバイスを聞く研修会や体制を整える必要があると思います。全国の事例や良いまちづくりのノウハウをしっかりと全庁的に横断して職員が聞く事で、各部の強みを発揮できると考えます。
公園マネジメント等の専門家のアドバイスを取り入れる事の検討頂けませんか。


【答弁】(参与)
 前向きに検討いたします。


質問11 古墳を中心としたまちづくりを 緑道「狛江の宝ライトアップ」戦略
私は博物館学芸員の資格を持っているのですが、先日の佐々木議員の一般質問答弁で、教育長から古墳についてこのようなお話がありました。「古墳からの出土品など一望できる施設や散策路やネットワークを確立することは、市史に触れ、郷土愛、自分の街を誇りに思う事、愛着を持ってもらえる取り組みに繋がる」という趣旨であったと思います。
視覚に訴える、体験するというのは大事なことです。
私は、この狛江市から25分ほどでいける玉川野毛公園に行きました。東京都指定史跡である野毛大塚古墳があります。墳丘の全長は82メートル、高さ約11メートルの帆立貝式としては全国でも最大級の前方後円墳です。築造当時の姿に復元し、平成5年に公開を開始しました。一部を除き、立ち入りは自由です。また古墳には、発掘時の盗難騒ぎを描いたおはなしも伝わっており、世田谷の歴史を感じる工夫がされています。どのような工夫かというと、古墳の中の埋葬品がどのあたりに入っていたか、視覚で分かるように古墳の内部が描かれており、出土したはにわや壷のレプリカが、あらゆるところに展示されています。
「ああこういうものを使って生活をしていたのか」と目で見て感じる事が出来、古代悠久の時代へ想像をはせる楽しみがありました。公園で遊んでる子供達も、大変興味深そうに楽しんでいました。
そこで、狛江市では、狛江市みどりの実態調査報告書において、東京農大宮林教授を始めとした委員会より、「特に狛江市においては、野川緑地公園多摩川河川敷など遊歩道が設けられており、緑の基本計画にもみどりの将来像として位置付けられているように既存の緑を散策ルートなどにして連携することによって、より、市民に親しまれる緑として発展する事が可能である」との報告がなされています。
また、平成24年度青少年会議の資料には、小中学生へ緑と感じる場所はどこか問い合わせに、中学生は多摩川、小学生は緑道と答えたということでした。しかし、私もそうですが、保護者は夕方の緑道は薄暗く、危険なので通らないでほしいと思っていますので伝えますが、実際は子供達は遊歩道、緑道を歩くのが好きで、危険だなと困っている保護者がいっぱいいると思います。
さらに、公園の緑を管理する人をグリーンヘルパーと呼ぶそうですが、今後公園管理に重要になってくるグリーンヘルパー人口増加施策としても、最初にウォーキングなど緑に触れてもらうことでボランティアへの意識の向上を図る手法が各地で取られており、健康増進施策としてもボランティア育成の観点からも、この緑道を逃す手はないと思うのです。


そこで、歴史公園の活性化にもつながる、緑道にその土地で出土した古墳埋葬品やはにわ、鏡など狛江市の保有する歴史的に貴重な財産のレプリカを、アクリル樹脂などのケースに入れて、ライトアップし、緑道をテラスライトとしても活用できる展示をしたら、一石4鳥にも5鳥にもなるのではないかと思うのです。
この文化香るまちづくりについて、「狛江の宝ライトアップ」プロジェクト、いかがでしょうか。まさに公園提案型まちづくり、パークイニシアティブの採用となると思います。
まちの活性化に繋がりまち全体の一体感を作り上げる取り組みついてご検討頂きたいと思います。可能でしょうか。


【回答】(環境部長)
 狛江市にとって貴重で広大な環境資源の一つである緑道を、歴史文化財を置く等の様々な取組みに活用することは、幻想的な緑空間の創出として新たな緑道の一面を引き出すことにつながるほか、緑道を活用した狛江の歴史を体感できる歴史散策といった教育的な側面も含むため、まちの活性化に結びつく効果的なものだと思われます。
今後、市として取り組むにあたっては、設置場所や維持・管理、また周辺住民への影響などを考慮する必要があることから、他自治体の先進事例を参考にしながら十分に研究を重ねた上で検討してまいりたいと考えております。


質問12 特色ある公園について
私は、日々市民の方々のご相談をお伺いしているわけですが、そのご相談において、子育て中の保護者や高齢者、その見守りをされる方、新規に狛江市に転入されてきた住民の方々など、老若男女多くの方々より、「狛江市の公園」についての要望を受けています。
その相談や要望の内容を大きく分けると2つに分類出来ました。


1つ目は、狛江市に対し、「特徴のある公園」を作って欲しいとの要望です。
市民の方にお聞きすると「狛江市内のどの公園に行っても特徴がなく、つまらない。もっと魅力的な、様々な機能や特徴をもった公園を増やしてほしい。」というものです。
「テーマを決めた公園や特色のある公園、にぎわいの創出する公園として、具体的に、ボールの使える運動場、プレーパークはすでに着手済みですが、その他スケートボードやマウンテンバイク、ダンスや、ダブルダッチの練習場、ドッグラン、そして野外能楽堂や様々な発表の出来る野外ステージを組み立てられる公園整備など具体的な要望がありました。
特に、トンボ池公園については、「いつも芝生にロープが張ってあり間違えてはいろうとするとボランティアの方に注意され入れない。それだったら土でもいいので子供達に自由にはだしで遊ばせたい。」というような声は、担当部署ではどのように把握されていますか。
また今後、公園を作るに当たり、このような特色ある公園つくりについて、市民の声をお聞きし、しっかりと取り組むべきだと思います。
市民アンケートを取る必要があると思いますが、検討をお願いできますか。
【回答】(環境部長)
前原公園は、現在、地域住民が集まって結成した市民団体によって維持・管理をお願いしておりまして、魅力ある公園となるよう日頃より努めていただいているところでございます。芝生エリアにつきましても、市民団体により公園の芝生が維持されるよう計画的に養生を行っているとのことで、市としては市民団体による自主的な運営を尊重しているところでございます。しかしながら、今回いただきました意見につきましては、市民団体にお伝えした上で、どのような方法が良いか検討をしていきたいと考えております。
 また、今後、特徴ある公園を整備する場合は、その特徴に応じて何らかの方法で市民の声をお聞きすることを考えていきたいと思います。


質問13 薪能について 市長にお伺いします。
狛江市では、平成11年から平成15まで間、薪能を西河原公園で行い、多い年は800人以上の人でにぎわう大変素晴らしい取り組みがなされていたとお聞きしました。今それを復活させたいと言うご要望をお聞きします。
東京都では、日本の伝統文化の継承について、現在その取り組みについて補助金を出す制度があるとお聞きします。狛江市でも学校や神社などで若手の能楽師が一生懸命けいこをし、育っておりますし、国宝級の腕を持つ能面彫刻師の方もいらっしゃりさらに、狛江市文化フェスティバルでの能の披露は大変好評であったとお聞きしています。日本の伝統文化の継承事業を特色として捉え、市民の活躍の場としても良い場となる薪能を復活させる事は可能でしょうか。


【回答】(市長)
私も小金井公園で行われた薪能をみたことがあります。
薪能は、一般的には野外で行われる能や狂言の舞台公演のことであり、神社仏閣、御苑、城跡など、静かで広い敷地があり、かがり火を焚くことができる場所で行なわれているものだと理解しております。
ですから、公園で行われる薪能は、普段の公園とは違う神聖な雰囲気となり、とても趣き深かったと覚えています。
このような経験からも、日ごろ市民のみなさんが身近に触れている公園などで薪能を行うことは、市民のみなさんが伝統芸能に接する機会となるだけでなく、公園の新たな側面、魅力の発掘に繋がり、公園の利活用が促されるものと考えています。
 また、過去に行われていた際は、有志の方々で「狛江薪能の会」を立ち上げ、約20人の実行委員の方々が演目の企画、運営から当日の舞台設営等すべてボランティアで行っていたと伺っております。市としては、教育委員会で後援し、西河原公民館で「薪能事前講座」や「展示会」を開催しておりました。
このような取り組みは、特色ある公園の新たな魅力作りになるとは思いますが、開催にあたっては、主体となる市民団体及び会場設営等にかかる費用等が検討課題ではないかと考えております。


質問14 公園マップについて
2つ目に、多かった市民の声、要望ですが、狛江市内の公園場所の検索方法についてです。
複数の保護者から、「子育て中だけど、どこに公園があるかわからない。どうやって探せばよいかわからない。」「緑の丘公園が子育てサイトに掲載されていない。」「公園マップが古く、すでに廃止された公園がいくつも掲載されている。小さな子供と手をつないで行ったが、何度探してもないので、近所の人に聞き数年前に廃止されたことを知った。このようなマップがまだ配布されている事をおかしく思わないのか。小さな子供と寒い中、がっかりして帰った。」
という悲しいお声をお聞きします。
現在の公園マップは、いつ作られたものでしょうか。また、掲載されていない公園はどこで、いくつあるのでしょうか。


【回答】(環境部長)
公園マップについてでございますが、現在、一般的に出回っているものは平成23年3月に作成されたものでございます。そのため、すでに閉園したはずの東野川児童遊園や水神下栗林児童遊園がいまだ掲載されている一方で、公園マップが発行されて以降に開園した清水川公園や根川公園など都市公園2箇所と、もみの木児童遊園、いずみ児童遊園、和泉憩いの広場、宿屋敷ポケットパーク、緑の丘児童遊園やさくら児童遊園など児童遊園6箇所が掲載されていない状況でございます。


質問15
狛江市内幼稚園保護者の作るある会では、毎年一年間かけて市内前公園を回って遊ぶ会を開いています。その役員さんたちからも、悲鳴があがっていますので、是非新公園マップを作って頂けないでしょうか。間違えて公園を探される親子を想像するだけで、可哀そうです。正確な情報発信の必要があると思いますが、公園マップの更新したものを早急に作って頂けないでしょうか。お願い致します。


【回答】(環境部長)
現在のマップが作成されてから間もなく5年が経過することから、公園マップの更新につきましては早急に対応しなければならない課題だと認識しているところでございます。
 公園は、公衆が憩いまたは遊びを楽しむために公開された場所でございます。議員ご指摘のとおり、市から市民の皆様へ正確な情報をわかりやすく発信することは重要だと考えておりますので、ご提案の趣旨を踏まえ、なるべく早い時期に対応してまいりたいと考えております。


質問16
またインターネットでの公園検索について、市民から要望が来ました。
「公園をネットで検索しても、なかなか出てこない。文字のみの情報案内で特徴や地図がわかなりにくい」「特色がかかれてないので、選ぶのに困る」という声があります。
私がさっそく、設置されたばかりの緑の丘公園を調べたところ、市のホームページには、公園の総合紹介サイトは有りませんでした。
唯一、「狛江市子育てサイト」に公園一覧がありますが、名称、地域、区分、住所のみの掲載で、写真や特徴など行きたくなるようなコメントは有りません。
さらに、私が2週間前に指摘するまで、「緑の丘公園」は、開園から2か月以上経っても、掲載はされておらず、広報こまえを見る事の無い、とくに新聞をとっていないネットで情報をとる若い子育て中の保護者世代には、ほとんど知られていませんでした。
掲載が遅れた原因は何でしょうか。


【回答】(児童青少年部長)
常に最新の情報を提供するべく、更新をするべきと認識しているところですが、失念をしておりました。申し訳ございません。


質問17 ホームページでの公園紹介ページ新設の必要性について
市民からは「狛江市は全て文字だけで、わかりにくい。先進市では、市のホームページに写真や動画が掲載され、魅力や特徴がわかりやすく、親しみやすい紹介がされていて、毎日どの公園に行こうかワクワクする。そういうのを作って欲しい」という要望があります。
こういった市民の声にこたえる様、環境部サイトへ公園の魅力の伝わる紹介ページを、写真、地図、簡単な特徴の紹介文を掲載する形でよいので作って頂けないでしょうか。そして、それを児童青少年部子育てサイトや、観光協会など関係各所へ伝え利用してもらえれば、一元管理された正確な情報が得られるようになり、サービスの質が上がります。
是非ご検討いただけませんか。


【回答】(環境部長)
市内にございます公園の情報発信につきましては、現在、市のホームページ上には公園、児童遊園の一覧が掲載されているといった状況のみであることから、市民の皆様にとって簡単にたどり着けるような、わかりやすい、そして魅力ある情報発信の工夫が必要であると認識しているところでございます。
今後、他自治体の状況を確認しながら、関係ホームページともリンクで共有することを見据えて、市民目線に立った公園の紹介ができるよう検討してまいりたいと考えております。


【最後に】
ある方が、世田谷区、調布市、武蔵野市などの公園との比較表および写真集を持ってきて下さり、実際とられた写真から、大好きな狛江で、なんとか良い公園を作って欲しい。そして活用率が上がるイベントなど複合的に改善をして欲しいと熱心にお話をされていました。
老若男女、公園での過ごし方はそれぞれありますが、パークマネージメント、パークイニシアティブという戦略的な公園の活用方法を極め、公園を狛江市の財産として活用する事が求められている時代です。しっかりと市民の声を受け止め改善すべきは改善し、そして新たな手法として、平成23年より要望させて頂いております広告やネーミングライツ、民間委託やコミュニティサイクルの活用なども含め多角的に検討し、公園認知度と利用率向上に向け頑張って頂きたいと思います。
宜しくお願い致します。
これで、この質問を終えます。ありがとうございました。

狛江市議会議員 二期目
自由民主党 辻村ともこ

 

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